これは、血に縛られた人々の物語。

縛られた、といっても
この世界の人々が特異である、ということではない。

血とはそういうものだと認識しているから。

この血は、遥か昔から結ばれた共存の証であり、

時に、人を狂気に導く魔性の液体。

それ以上でも、それ以下でもない。

ただ、人として、なくてはならない。

なければ生きていけないもの。

どんな結末を迎えることになろうとも、

血の存在意義は変化することはない。

これは、血という運命と向き合う、とある世界の物語。